漫画の中の絵本『青鬼ゴンと月夜姫』

ブラックな格闘系の漫画『軍鶏』のストーリーの中に出てくる絵本で『青鬼ゴンと月夜姫』というのがある。
あらすじはこう、









その時、ゴン達の前に神様が現れました。
神様は言いました。
「どちらか一人だけなら助けてやろう」

二人の姿は一本の木に変えられ、
兵や鬼に見つかる事無く、
その後1000年もの間ゴンと姫は一緒に過ごしました。

このラストのシーン、
自分でも絶対にゴンと同じ事を言う。
それで次のコマ、
姫もゴンと同じ事を言うと思ったら…。

この女性の愛らしく我儘で、でも凄く合理的でもある願いに、なんだか感動しました。

※でもそもそも、姫は助けに来られただけで命は狙われてないから、「姫を助けて欲しい」の願いは何もしなくても叶うんじゃ…(ゴンは殺されちゃうだろうけど…)。